レバレッジは、預けた証拠金より大きい金額の取引を可能にする仕組みです。「25倍のリスク」と言われることがありますが、実際にどれだけのリスクを取っているかは設定した倍率では決まりません。

損益への影響

レバレッジ相場が1%動いたときの証拠金に対する変動
1倍約1%
5倍約5%
10倍約10%
25倍約25%

利益側だけでなく、損失側にも同じように働きます。

上限倍率ではなく実効レバレッジで見る

口座の設定が25倍でも、実際に25倍の取引をしているとは限りません。重要なのは、いま建てているポジションの金額を口座資金で割った値です。

実効レバレッジ = 建玉の合計金額 ÷ 有効証拠金

口座資金建玉実効レバレッジ
100万円1万通貨(150万円)1.5倍
100万円5万通貨(750万円)7.5倍
20万円1万通貨(150万円)7.5倍

同じ1万通貨でも、口座資金によって実効レバレッジは大きく変わります。

実効レバレッジで管理する

「何倍の口座か」ではなく、「いま何倍の状態か」で管理すると、リスクの大きさを把握しやすくなります。

複数ポジションを持つ場合

同時に複数のポジションを持つ場合、実効レバレッジは合計で計算します。1つずつは小さくても、合計すると想定より高い倍率になっていることがあります。

自動売買では特に確認が必要

EAが複数のポジションを積み上げる設計の場合、稼働中に実効レバレッジが上がっていきます。最大でいくつまで保有する設計かを事前に確認してください。

まとめ

レバレッジは倍率の設定ではなく、実際の建玉と口座資金の関係で決まります。実効レバレッジで管理することで、耐えられる変動幅を把握しやすくなります。

関連する用語はレバレッジ証拠金維持率で解説しています。