「EAを動かしているのにエントリーしない」という状況は、必ずしも不具合とは限りません。仕様どおりに待機している場合もあります。
まず切り分ける
確認する順番
- EAが稼働状態になっているか(アイコンとログ)
- ログにエラーが出ていないか
- エントリー条件が成立しうる相場かどうか
- 稼働時間やフィルターの設定
ログにエラーが出ていない場合は、条件が成立していない可能性が高くなります。
条件が成立しない主な要因
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 相場環境 | トレンド型はレンジ相場で、レンジ型はトレンド相場でエントリーが減る |
| 稼働時間の設定 | 特定の時間帯だけ稼働する設定になっている |
| スプレッドフィルター | スプレッドが一定以上のときは発注しない設計 |
| 曜日フィルター | 金曜の後半や月曜の早い時間を避ける設定 |
| 最大ポジション数 | すでに上限まで保有している |
| ニュースフィルター | 指標発表の前後は発注しない設計 |
これらは多くの場合、想定された動作です。
「何日エントリーがないと異常か」を知っておく
EAごとに取引頻度は大きく異なります。検証結果の取引回数から、平均的な間隔を把握しておくと判断しやすくなります。
不具合を疑う場合
- ログにエラーコードが継続して出ている
- 明らかに条件を満たす場面でも発注しない
- 以前は動いていたが、プラットフォーム更新後に止まった
この場合はEAが動かないときの確認項目の手順で切り分けてください。
設定を頻繁に変えない
エントリーがないことを理由にパラメーターを変更すると、検証時とは別のEAになります。変更する場合は記録を残してください。
まとめ
エントリーしないこと自体は異常とは限りません。ログの確認、条件とフィルターの確認、取引頻度の把握という順で切り分けてください。