「EAを動かしているのにエントリーしない」という状況は、必ずしも不具合とは限りません。仕様どおりに待機している場合もあります。

まず切り分ける

確認する順番

  1. EAが稼働状態になっているか(アイコンとログ)
  2. ログにエラーが出ていないか
  3. エントリー条件が成立しうる相場かどうか
  4. 稼働時間やフィルターの設定

ログにエラーが出ていない場合は、条件が成立していない可能性が高くなります。

条件が成立しない主な要因

要因内容
相場環境トレンド型はレンジ相場で、レンジ型はトレンド相場でエントリーが減る
稼働時間の設定特定の時間帯だけ稼働する設定になっている
スプレッドフィルタースプレッドが一定以上のときは発注しない設計
曜日フィルター金曜の後半や月曜の早い時間を避ける設定
最大ポジション数すでに上限まで保有している
ニュースフィルター指標発表の前後は発注しない設計

これらは多くの場合、想定された動作です。

「何日エントリーがないと異常か」を知っておく

EAごとに取引頻度は大きく異なります。検証結果の取引回数から、平均的な間隔を把握しておくと判断しやすくなります。

不具合を疑う場合

  • ログにエラーコードが継続して出ている
  • 明らかに条件を満たす場面でも発注しない
  • 以前は動いていたが、プラットフォーム更新後に止まった

この場合はEAが動かないときの確認項目の手順で切り分けてください。

設定を頻繁に変えない

エントリーがないことを理由にパラメーターを変更すると、検証時とは別のEAになります。変更する場合は記録を残してください。

まとめ

エントリーしないこと自体は異常とは限りません。ログの確認、条件とフィルターの確認、取引頻度の把握という順で切り分けてください。