EAを動かす環境は、成績に直接影響します。ここでは、口座を選ぶときに確認しておきたい項目を整理します。
特定の業者を推奨するものではありません。比較の観点として参考にしてください。
1. EAの稼働が許可されているか
まず、自動売買の利用が許可されているかを確認します。許可されていても、次のような制限がある場合があります。
- 特定の取引手法(極端に短い保有時間の取引など)の制限
- 同一銘柄での注文回数の制限
- サーバー負荷に関する規定
2. プラットフォームの対応
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| MT4/MT5の提供 | 使いたいEAに対応しているか |
| 銘柄名の表記 | 末尾に記号が付く場合、EA側の設定が必要か |
| 最小取引単位 | 1,000通貨対応か、1万通貨からか |
| 両建ての可否 | EAの設計によっては必須 |
3. 取引コスト
スプレッドの数値だけでなく、次の点もあわせて確認します。
- スプレッドが拡大しやすい時間帯
- 取引手数料の有無
- スワップポイントの水準
提示されるスプレッドは条件つき
広告で示される数値は、原則として一定の条件下での参考値です。実際の取引時間帯での状況を確認してください。
4. 約定の環境
- 注文が想定した価格で約定するか
- 指標発表時にどの程度のスリッページが発生するか
- サーバーの応答時間
EAは機械的に取引を繰り返すため、約定の差が積み上がりやすくなります。
5. 証拠金とロスカットの条件
- ロスカットが実行される維持率の水準
- 週末や指標発表前に必要証拠金が変更されるか
- 追証の有無
同じEAでも口座で結果が変わる
スプレッド、約定、ロスカット水準が違えば、同じ設定でも結果は変わります。検証結果がどの環境で得られたものかも確認してください。
6. VPSの利用
多くのEA利用者は、稼働を止めないためにVPSを使います。業者が提供するVPSを利用できる場合もあります。回線の安定性と、取引サーバーとの距離を確認します。
まとめ
EA向けの口座は、スプレッドの数値だけでは比較できません。稼働の可否、プラットフォーム、約定、証拠金条件をあわせて確認してください。
VPSのトラブル対応はVPSが停止したときに確認することで解説しています。