米国株と日本株は、同じ「株式」でも取引のルールや税金の扱いが異なります。ここでは主な違いを整理します。

制度面の比較

項目日本株米国株
取引単位原則100株(単元)1株から
取引時間(日本時間)平日9:00〜11:30、12:30〜15:30標準時23:30〜翌6:00/夏時間22:30〜翌5:00
値幅制限制限値幅あり個別銘柄の値幅制限はなし(市場全体の措置はあり)
通貨米ドル
配当の頻度年1〜2回が多い四半期ごとが多い

為替の影響

米国株は米ドル建てで取引されるため、株価が変わらなくても為替レートの変動で円換算の損益が変わります。

  • 円安が進む → 円換算の評価額は上がりやすい
  • 円高が進む → 円換算の評価額は下がりやすい

また、円から米ドルへ両替する際には為替手数料がかかります。証券会社によって条件が異なるため、事前に確認しておきたい項目です。

為替は株価と別のリスク

株価が上昇しても、為替が逆に動けば円換算では利益が縮む場合があります。2つの変動要因があると考えてください。

税金の扱い

米国株の配当は、米国で10%が源泉徴収され、その後に日本国内で20.315%が課税されます。二重課税となる部分については、確定申告で外国税額控除を適用できる場合があります。

売却益については、米国での課税はなく、日本国内で課税されます。

手続きの要否は状況で変わる

控除を受けられるかどうかは、口座の種類や他の所得の状況によって異なります。必要に応じて税務署や専門家に確認してください。

口座を選ぶときの確認項目

  • 取扱銘柄の範囲
  • 為替手数料と売買手数料
  • 特定口座(源泉徴収あり)に対応しているか
  • 注文可能な時間帯と注文方法

まとめ

米国株は1株から購入でき、取引時間や配当の頻度が日本株と異なります。一方で、為替という追加の変動要因と、税制上の手続きが伴います。制度の違いを理解したうえで検討してください。